おっさんサンディエゴ公演
San Diegoのダウンタウンみたいになったおっさん
2013年6月某日、エスパニョールがグレイト的なカリホルニアはSan Diegoにて、魅惑のおっさん公演が開催された。
今回は公演に先立って、おっさんの師匠達の功績をたたえるシンポジウムがあり、なんとおっさんがInvited Speakerとして
招待されていた。おっさんが会場へ入ると、かつてのミシガンボーイズの多くが集結しており、長年CFD Labで共に働いた
元弁護士の研究者グレッグ、先輩にあたるトーヒョン、あのジェフ、メカニカルなクリス、後輩的なヨッシーなどと
久しぶりの再会に感動の涙を浴びせ合った。
そんな同窓会的な様相を呈したシンポジウムは数々の偉大な研究者によるプレゼンテーションで盛り上がり、
いよいよ佳境に入ったその時、おっさんが昨年の大ヒット曲「放たれる僕たち」で堂々の入場。
そのイデタチは、ポリエステルシャツの
ピチルブラウン&白い末広がりスラックスという、おっさんお得意の70年代ディスコヒッツスタイル。
250億人の参加は脊髄反射で総立ち、
聞いた事のない奇声を発して狂ったように踊り出した。そんな盛り上がりの中、おっさんのトークは謝罪からスタート。
「こんな訳のわからないタイトルで申し訳ないぜ、ベイビー!」あっけにとられる観客だったが、次の瞬間、
「こんなタイトルで想像できるのは、80年代の映画しかないだろ!」との言葉と共に映し出された映画のポスターに
驚愕! さらに、トークの中盤「さあ、皆を幻想の世界へ誘うぜ!」との声と共に魅惑のハイパボリックワールドが炸裂!
あれよあれよと言う間に、観客は幻想の世界へ迷い込み、最後は40年の数値流体力学の歴史が永遠に繰り返されるという
まさにネバーエンディングな結末を迎えた(プレゼンテーションファイル)。その驚くべき結末に観客は、キリキリマイからテンテコマイ、
ニッチモがサッチモになり、ついにはワッタワンダフルワールドへと消えて行った。おっさん自身も幻想の世界へ迷い込み、
気がついたらホテルの部屋で逆立ちをしていたという。
シンポジウムの翌日、AIAA学会へ出席するため別のホテルへバスで移動。
その日の午後にいきなりのショーということで、
ダンサブルピンク&白い末広がりスラックスというオッサンスタイルで移動。
バスの中でモーレツな羨望の眼差しをうけつつ会場に到着。即座に懐かしい人々との再会を果たし、
複雑骨折をもよおすほどの固い握手を連発。午後になり、いよいよショーが始まると、今度は「皆、新聞読んでるかい?」と、
突然の質問を飛ばし、今回の目玉である数値流体力学新聞の号外を豪快に紹介。
そのアホアホな記事に腹筋が伸びきってしまう観客が続出。
お腹プヨプヨで大盛り上がりのショーは、「みんな、新聞は読むもんだぜ! あばよ!」の言葉で終了し、
会場ではその新聞が札束のようにバラまかれた(プレゼンテーションファイル)。その後、おっさんは至るところで「新聞読んだぜ、おっさん。クールだぜおっさん!」と多くの人から声をかけられ、
ポッと頬を赤らめていた。赤く染まったおっさんは、様々なディスカッショングループに参加、さらには
ミシガン時代の師匠との何年ぶりかのDebuggingで懐かしくせわしない夜を過ごすこととなった。
最終日の夜には、かつてのミシガンの後輩、タムリーノ君と約6年ぶりの再会を果たし、極上寿司で熱いトークを交わした。
公演が終わると、おっさんは戦艦ヨメハーンを連れてホテルのバーへとなだれ込み、
エスパニョールなビールで乾杯ニョール! 今回の2つのビッグショーの成功を祝った。
が、そのあまりのビッグショーにジェラシーを焼いていたセニョーリータ特殊部隊が
バーに踏み込み、おっさん確保を試みた! 逃げるおっさん、セニョリータに立ち向かう戦艦ヨメハーン!
戦艦ヨメハーンは即座に小型戦闘機タイスケバード、そして特殊潜水艦ヒロノシンボルトを送り出し、
セニョリータ特殊部隊を次から次へと圧倒!プルプル震えるおっさんをタイスケバードが確保し、
飛行機の時間に間に合うようにSan Diego国際空港へと運ぶことに成功! アトランタを経由し、
おっさんは無事に自宅近辺のニューポートニュース空港に到着。待ち構えていた
水陸両用駆逐艦と化したヨメハーンの背中に飛び乗り、愛と欲望のヨークタウンへと帰還した。
| |