西川氏: 最近どうですか? おっさん: まぁ、ぼちぼちやな。 西川氏: 突然ですが、おっさんは貯金してますか? おっさん: そらあ、ちょっとぐらいはしとるや んけ。 西川氏: いくらぐらいあるんですか? おっさん: そんなこと普通聞くか? お前はほ んまに失礼な奴やのう。 でもええわ、ここは特別に答えてやる。 驚く無かれ、XXXXXXXXXXドルじゃ! 西川氏: えっ、ええー! 30代後半に差し掛か ろうという人間がたったのXXXXXXXXXXドルしか貯めてないんですか! それはダメでしょ! おっさん: じゃかまっしゃ、ハゲエ! ダメと は何じゃ、ダメとは! 西川氏: いや、だって、それは少な過ぎですよ。 そ んなんで大丈夫ですか? おっさん: 何を心配してんのか知らんけ ども、大丈夫に決まってるわ、アホ。 だいたいからして、貯金というのは何 か目的があってするもんや。 目的もないのに貯金しても意味ないんじゃ。 西川氏: そんなことないですよ。 貯金してお けば、何かあったときに役立ちますし、長い人生、必ず役に立つ日が 来るんですよ。 ほんと、何かあったら一体どうするんですか。 第一、お子様の教育費やマイホーム資金など、目的なんていくらでもあるじゃ ないですか。 おっさん: だからお前はアホと呼ばれるんや。 子供の教育費なんか今から急いで貯めておくことなんかないし、わしはマイホームに 興味がないから関係ない。 誰もがマイホームを欲しがってると思ったら大間違い なんじゃ、アホ! ほんま、お前の頭はコチンコチンやのう。 嫌になってくるわ。 西川氏: そんなバカなこと言ってる場合ですか! おっさん: 場合じゃ、アホ! だいたいからし て、何かあったら、何かあったらって言うけども、具体的に何があるって言うねん? そ んなはっきりせんことの為に金を貯めて何が楽しいねん。 ほんで、そんなことしてる人 間に限って「うちは貧乏だから」とか言うたりするんや。 金あるやんけ! 貯金する余裕あ るやんけ! ほんま意味不明じゃ! わしにはそんな余裕は無いわ。 うちは アメリカ標準に反して共働きではないし、給料だって安いもんや。 もちろん、 ボーナスなどあるはずがないし、残業手当てはもちろん、何とか手当てみたいなもんは一 切ないし、格安の職員用住宅もないし、上司におごってもらうことも無い。 それでも 運良く金が残ることがあれば、それはチビチビ貯まってるやんけ。 それでええやんけ。 西川氏: (まあ、確かに 未だにしがない任期尽き研究者であることは確かやけども) 収入が少ないのはしょうがないですけども、じゃあ将来どうするんですか? おっさん: もう嫌やなあ、ほんま。 簡単なこ とやがな。 収入を増やしたらええだけのことやんけ。 何でそんな簡単なことがわから んねん。 あかん、ほんま頭 痛くなってきた。。。 西川氏: いや、でも、給料上げてくれって言っ たって、簡単に上がるもんじゃないですよ。 おっさん: もーー、誰が給料を上げるて言うたんや。 収入を増やすんやんけ、収入を、、、 貯める金が無い 以上、どうやって収入を増やすかを考えなあかんがな。 給料なんか最初から当てにしてへんわ! あ、あかん、頭痛が痛い、、、あっ 、腹痛も痛くなってきた。 うっ、うう。。。 西川氏: (意味わからんわ) 給料も収入も同じことでしょ。 おっさん: はぁ〜、もうあかん。限界や。 激痛がかなり痛くなってきた。 わし、 ちょっと病院行ってくるさかいに。ほなな。 西川氏: ちょ、ちょっと! 待ってくださいよ!
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