平成20年4月13日のインタビュー

西川氏: 最近どうですか?

おっさん: まぁ、ぼちぼちやな。

西川氏: いよいよ「青春の高校数学」が日本で 発売される寸前だって聞きましたよ。( → オンブック近刊リスト参照

おっさん: まあな。 去年の6月に 全3巻揃ってカフェプレス発売を始めてから一年、その前の手作りバインド版から数えたら 3年になるがな。 しかも、カフェプレス版の方はまだ一年経ってないけど、 もう既に150冊が売れたからなあ。 海外通販としては上出来やろ。 もうこうなったら、 そろそろ日本ベースで販売を開始せんと、日本の高校生諸君に申し訳ないがな。

西川氏: そうですね。 その日を待望している 人もいるでしょうね。

おっさん: そら、いてるがな。 だって、ほんま に、あんな本は日本に無いんやから。 誰も書かない、誰も書けない、誰も 書こうとさえ思わない、前代未聞の参考書やねんから。

西川氏: (よく自分でそこまで言えるなあ) まあ、確かに。 でも、これで取り敢 えずほっと しますね。

おっさん: いや、まだやで。 今まだ校正に 校正を重ねてるところやさかい。 これが終わって、原稿を送って、それから発売開始や からな。 一応、5月末辺りに発売開始となるみたいな感じらしいわ。

西川氏: そうですか。 頑張ってください。 そ うなると、ついに青春の高校数学の執筆も終わって、いろいろ落ち着きそうですね。 い やあ、毎週土曜日の締め切りに向けて「何が青春なのか?」を考え続けたあの日々が懐 かしいですねえ。

おっさん: 何を言うとんねん! そんなもん懐か しんどる場合か! もうすでに新しい企画がどんどん進行しとるんや。 一つは、 おっさん特別講義「役に立つ高校数学」や。 高校数学が実際の生活に役立つことを、 あふれる情熱とほとばしるエロスで熱く語りまくるというものや。

西川氏: (エロスって何や?)

おっさん: まだネタが完全に揃ってないが、 いくつかはもうすでに構想ができてるんや。 例えば、「傘が無いとき、雨の中で一番濡 れにくい雨の中の走り方は?」という、いかにも日常生活的な疑問に 高校数学は答えを与えてくれるんや。 そして、その姿を日本の将来をしょって立つ若者達に 熱く語るんや。 これもまた前代未聞のものすごいものになるぞ。 見とけよ、アホンダ ラ!

西川氏: (何で怒ってるねん?) へえ、面白そうですね。 それも本に するんですか?

おっさん: それは成り行き次第や。 まずは、ご ちゃごちゃ細かいことを考えずにかますこっちゃ。 それから、他にも数値流体力学の 専門書を書くという計画も進行中や。 しかも、今度は英語やぞ。 ついに、わしは 自分の作品を世界に発信することになるんや! もちろん、専門書と言っても、 まじめになんか書くわけがない。 今度のコンセプトは、数値流体力学が大嫌いな 大学生が、どれだけ数値流体力学が嫌いかを徹底的に説明するというものや。  で、その説明があまりにも徹底的で細かくて、しかも他の本には載っていない ところまで「この方程式のこういうところが大嫌いだ!」とか言うて説明するもんや さかい、結果的に大変役に立つ本になったというものや。 大嫌いやのに、変に知識が多いさかいに 結果的には多くのことが学べるという感じや。 第1巻はもうほぼ完成に近づいてるとこ ろで、今はその完成度を高める為に加筆・修正・校正を重ねてるところや。 これは、み んなビックリするぞー。 まあ見とれ。 これもまたオッサンワールドオンラインショップ で売り出してやる。 まあ、世界中の大学生や大学院生、そして研究者が「買うな!」と言っ ても買うことになるやろう。 まあ、 見とれ。

西川氏: (何で普通に書かへんねん? しかし ほんま、忙しいオッサンやで) そうなん ですか。 いやあ、よくそんな暇がありますね。

おっさん: アホか? 暇というのは、 あるとかないとか、そういうもんやないやろ! 時間なんてもんは、己のさじ加減一つで なんぼでも作れるわい。 要は、やる気の問題じゃ。 やりたいことがあったら、 「やるな!」と言われても、時間が無くても何とかやりくりしてやるということや。 お 前、忙しいからって歯を磨かんか? 歯はやっぱり磨きたいやろ。  忙しいからって飯を食わんのか? それはやっぱり食べたいやろ。  忙しいからってパジャマのまま満員電車に乗って会社へ行くか? そこもやっぱり ちゃんと着替えて会社へ行きたいやろ? ということは、 どんなに忙しくて時間が無くても、やりたいことは何とかして出来るということやんけ。 問題は時間ではない、問題はやりたいかどうかだけじゃ!

西川氏: (また無茶言うてはるわ〜) ほぉー、 なるほどねえ。 でも、

おっさん: 「でも」って言うな! お前は、いっ つもこういう時にしょーもないことを言うんや。 せっかくこれを読んだ若者が「そうか!  そうなのか! よーし、もう言い訳せずに、やりたいことを徹底的にやってやる!」と、 その気になってるのに、お前のいらん一言で全部台無しになってしまうんや。 もうそれ 以上何も言うな! 

西川氏: (その気になるか?)

おっさん: おい、これを読んでる若者よ! やり たいことを徹底的にやれ! 時間が無いとか、お金が掛かるとか、そんなしょーもないこ とを言ってたらカッショ悪いぞ。 ほんまにやりたいことならば、歯磨きやお食事と一緒 で、必ず時間は作れるはずや。 その気になれば、お金だって何とか工面できるもんや。 とにかく、 それが本当にやりたいことであれば、「やるな」と言われて「はいそうですか」という わけにはいかんやろ! それで引っ込むようなら、まだまだやりたいと思ってな いってことや。 そんな君達は、一度じっくりと「やめろと言われてもやりたくてしょう がないこと」を探してみることや。 さあ、やりたいことをやるなり、やりたいことを探 すなり、思いのままに生きるがいい!

西川氏: (やりたいことがゲームだとか、 昼寝だったらどうするんや? あっ、まあ、それでもいいんかな。)

おっさん: 何や、お前? まだおったんかい。  帰れ! 口チャックのまま帰れ、ボケ!

西川氏: (それでは黙って帰らせてもらいましょ う。さいなら〜) 

おっさん: おい、そこの若者、ちょっとこっち へおいで! おっちゃんがコーヒーおごったるさかい、喫茶店へ行こう! 一緒に「やりた いこと」に ついて語ろうやないかい! おい、ちょっ と待てって! おーい、待てー! 逃げるなー!

西川氏: (そら、若者も逃げるわいな。 フフフフフ)

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