西川氏: 最近どうですか? おっさん: まぁ、ぼちぼちやな。 西川氏: 忙しそうですね。 おっさん: 当たり前やんけ! この時期は 学会の準備で忙しいに決まっとるやろ! 今回は論文が3つ、そしてセッションチェアー が2つで、もうテンテコマイマイなんじゃ! て、テンテコマイマイ? 人をカタツムリみ たいに言うな! アホ! 西川氏: (アホはあんたや) 自分で言った んじゃないですか。 おっさん: やかまっしゃい! 誰が言おうが、そん なもん関係あるか! ちょっとでもお前がわしのことをカタツムリやと思った時点でもうアウ トじゃ! 西川氏: (だから思ってないって) それは カタツムリに対して失礼ではじゃないでしょうか。 カタツムリというのは、殻の中にナ メクジが入ってるわけではないんですよ。 生まれたときから殻を持ってるんですよ。 それはもう体の一部なんですよ。 それはまるで人間の赤ちゃんが洋服を着て生まれてく るようなものなんです。 そんなオシャレなカタツムリと同じにされたというのは、 光栄ではあっても、決して恥ずかしいことではないですよ。 しかも、カタツムリは 童謡にも出てくるように、昔から子供たちに親しまれてるんですよ。 生まれたときから人気者、そんな人間が一体どこにいるでしょうか。 そんなカタツムリ と同じにされるなんて、すごいことじゃないですか。 おっさん: えっ、ほんま? 西川氏: (やっぱりアホや) 本当ですよ。 あんまり嫌なこと言ってると、カタツムリにヤリで突付かれますよ。 ほら、童謡にある でしょ。 「角出せ、ヤリ出せ、頭出せ」ってね。 カタツムリのヤリはかなり鋭いですか らね。 実際、カタツムリにヤリで突かれて 死亡した人が毎年100人はいますからね。 本当に気を付けてくださいよ。 おっさん: えええーっ! いやいや、カタツムリ と同じにされて嬉しいなあ! 僕みたいのがカタツムリだなんて、いいのかなあ? なんだ かむず痒いなあ、でも、ほんと嬉しいっす! カタツムリばんざーい! 愛してるよー! マジだよー! ほら、片目つむって、カタツムリ、なんちゃって! イエー イ! 西川氏: (なんやねんこのおっさん。アホ過 ぎるわ。)
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